どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

【DUCその1】右代宮留弗夫について語る

  女泣かせのカッコマン! 時代を先取りチョイ悪親父、右代宮留弗夫!

 

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 色男っぽさが出せない。

 

 初登場はep1、飛行機乗り場のトイレから颯爽と登場しました。最初のやり取りだけでも戦人の父親と分かるくらい陽気な性格が見え隠れします。改めて考えると、絶縁状を突きつけられたところからあれだけ仲良くできるようになったのだから、本当にいい親子ですよね。情に厚く気っ風のいい性分がそっくりです。

 

 出題編における第一の晩生存率25%という、驚異の死亡確率。恐らくはベアトにとってかなり重要な「戦人の出生の秘密」を知る(多分)唯一の人物だからでしょう。生かしておくと身の危険を感じてポロリと秘密を漏らしてしまうかもしれません。戦人を最後まで生存させるなら、行動を制限するであろう親を生かしておくのは厄介というのもあるでしょう。

 あと、彼のお陰で"$"の漢字表記が"弗"だということを知りました。留弗夫を一発で読めた人は何人いるんだろう……。

 

 右代宮四兄弟はそれぞれ父である金蔵の要素を引き継いでいる、と思います。それぞれどこかしら似た部分があります。

 留弗夫が引き継いだのは、商才でしょうか。金塊を手に入れた後の金蔵もかなり危ない橋を渡り続けたようなので、慎重にやるより派手にリスクを背負うタイプというのも似ている気がします。あと、かっこつけしいな部分。二人とも方向性は違えど自分を魅せることを意識しています。留弗夫はおちゃらけているように見えて、裏では冷静に物事を見ていた、とep6で霧江が語っていたはずです。(金蔵の場合は相手に畏怖を与える接し方を意識していました。)

 

  一昔前のプレイボーイを絵にかいたような男ですが、まあ、実際いたら若い女の子にモテそうです。合理的でありながら熱い部分もあるので、案外同性の友達も多そうです。(ただし油断すると足元掬ってきそうですが。)ep3でのベルフェゴールとのやり取り、渋カッコよくて好きです。

 

 うみねこを一周クリアした人ならご存じの通り、霧江と戦人は血の繋がりのある母子です。しかし諸々の事情(だいたい留弗夫のせい)によりその事実は伏せられてきました。「俺は多分、今夜殺される」という台詞は、理由を知れば確かにそういう言い回しをしてもおかしくないなあと思える辺り、うまい伏線でした。ベアトの手紙の後に言ったので魔女絡みの秘密と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。ええ、まんまと騙されましたとも。

 

 実はちょっと引っ掛かってるのが、その時の台詞。

「そうビビった顔すんなよ。ビビりてぇのは俺の方なんだ。…………何しろ、……」

「……………俺は多分。………今夜、殺されるだろうな」

  留弗夫が驚いているのは何故?

 胸に秘めていた出生の秘密を暴露するにしては言い回しがおかしい。どうもここだけが納得できず、まだ何か秘密を抱えているのでは……なんて、ちょっと思っています。

 

 ところで、ep7裏お茶会こと次男一家犯人説。確かに後の絵羽の行動からしても一番しっくり来ます。しかしep8において状況証拠とあの人ならやりかねないという考えで広まった、デマレベルの仮説だと言われていることを忘れてはいけません。まあ、それまで疑われるような仕事やってるのも悪いっちゃあ悪いのですが。

 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。

 普段から節度ある行動を心がけましょう、という教訓なのかもしれません。