どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

【DUCその5】右代宮霧江について語る

 いくつも愛を持っている、そんなあなたにジェラシット。右代宮霧江!

 

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  横顔に挑戦してみたけど、難しい。ちょっと足りなかった。胸が。

 

 留弗夫の伴侶である右代宮霧江、旧姓須磨寺霧江さん。戦人にとって義母に当たる人です。前妻の子供という事で戦人に対しては負の感情を抱いていた、と本人は語っています。しかし、戦人と霧江の会話はなんかこう……いいですよね。戦人自身も言うように近所のお姉さん感が出てて。坊主憎けりゃ袈裟までの勢いで半分は憎しみかもしれませんが、残り半分はそう悪く思っていなかったんじゃないかと思います。親族会議の息抜きにおしゃべりして息抜きできる程度には。

 

 ep7裏お茶会にて見事なるお抹茶パーティーを披露したことで、一躍悪役としてのイメージがつきました。クレバーでヒールなクールレディーとか最高です。あれが原因で霧江に対する印象を悪くした人も多いとは思いますが、ぶっちゃけ私はああいう悪役大好きです。お陰で留弗夫から若干小物臭が漂いました。

 

 理知的で冷静なイメージとは裏腹に、留弗夫に対する執着ともとれる燃えるような愛情を秘めています。恋に執着する女性を愚かという人もいますが、それどころか彼女はうみねこの作中でもかなり賢く、合理的に動ける人間です。好色家で気の多い留弗夫に何故惚れたのか、という話になると、やはりちゃんと「内面を見る」ことが出来たからでしょう。留弗夫は女好きではありますが、一方でその状況を冷静に鑑みる判断力を持っていました。また、カリスマとそれに伴う度胸がありました。賢いからこそ、留弗夫のそういう部分がどれだけ魅力的か理解できたのでしょう。最大の誤算は本質を見抜くことのできる女性がもう一人いたことですが……。

 

 霧江の過去についてはあまり詳しく語られていません。ただし、断片を読み取ることは可能です。妹の須磨寺霞の話によれば、彼女は長女として須磨寺家で厳しく躾けられていたようです。ヤのつく自由業の跡継ぎと考えると苦労は計り知れません。結婚相手も決められていました。それを窮屈で苦痛だと思うからこそ、富豪の子息でありながらも自由に生きる留弗夫に惹かれたのかもしれません。もし須磨寺家の跡取りとなっていれば、彼女の才能は活かせなかったのではないか、と思います。妹からは怨まれていましたが、霧江が霞の事をどう思っていたのかは作中語られていません。勘当後親交がなかったのは中の悪さからなのか、押し付けた後ろめたさからなのか。どちらもありえそうです。

 

 最後にひとつ。真里亞の無垢な反応に対して「素直で可愛いぃ」って言ってる霧江さんが可愛い。小さい"ぃ"使ってるところが。