どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

【DUCその25】右代宮真里亞&さくたろうについて語る

  無垢なる魔女とその親友、右代宮真里亞&さくたろう!

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  アニメ版真里亞の服が好きなんだけど、ほぼ白一色なので独自に着色してみた。

 

 うみねこで魔法を理解する上で欠かせない存在である真里亞。9歳という年齢で油断してしまいますが、六軒島の魔女殺人事件における絶対共犯者の一人です。また孤独を感じている真犯人にとって数少ない理解者でもあります。ep1第一の晩後の豹変はあまりにもインパクトが強く、只者ではない雰囲気を漂わせていました。アニメ版やCS版の顔芸は必見です。

 

 特筆すべきはそのオカルト知識。学校での成績は芳しくないものの、聖書の丸暗記や魔法陣の模写、果てには英語を難なく読み解く高い知性を垣間見せます。残念ながらその才能は大人になかなか評価されませんが。

 

 さくたろうは真里亞の友人であり、楼座が誕生日に送った手作りのぬいぐるみです。更にベアトが擬人化したことで、至高のけも耳ショタとしてプレイヤーの心を鷲掴みにしました。真里亞の誕生日が3月でおでんが美味しい季節に死んでいるので、8歳の誕生日だと思われます。楼座はあくまでしつけの一環としてこの凶行に及んでいる訳ですが、どうやらかつて兄姉に行われたことを引き継いでいるようです。

 

 罪という名のババを誰かに押し付けるババ抜き、というのはひぐらしの考え方ですが、右代宮家もその連鎖を続けています。金蔵の横暴な態度や暴力を受けた兄姉が妹の楼座をはけ口にして、その楼座が真里亞に同じものをぶつける。真里亞は誰かを憎むのではなく、自己完結と自己解釈で罪を赦す。真里亞のしている事はひぐらしオヤシロ様のようです。しかし、真里亞は一人の人間。さくたろうを殺されたことが切っ掛けでそれまで溜め込んでいた負の感情が爆発し、クラスのいじめっ子や楼座への鬱屈した憎悪で満たされてしまいました。

  

 果たして真里亞はどこまで理解していたのでしょうか。一見その愚直さを(悪く言えば)利用され共犯者となったように見えますが、本当にそうでしょうか。真里亞はとても賢い少女です。学識云々以上にものの見方、思考が小学生のそれではありません。そんな彼女が魔法という嘘を妄信して動いた……本当に?

 真里亞は全てを理解していたのではないかと思っています。魔法の虚飾にあえて騙されることもそうですが、あるいは、真犯人の本心を全て理解した上で共犯者になったのでは……。そんな気がします。