どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

【DUCその28】右代宮戦人について語る

 運命に抗う魔女狩り人! 熱く優しい主人公、右代宮戦人!  

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  色々誤魔化す為に気を付けました。このひと月描いた中で一番楽しい色塗りでした。

 

 右代宮戦人は『うみねこのなく頃に』という作品における主人公です。一応。……一応というのは嫌味でもなんでもなく、この物語には明確な主人公が存在しないと思っているからです。しいて言えば主人公はプレイヤー自身、とか良くないですか?

 

 出題編であるep4までは大抵のプレイヤーと気持ちを同じくしていましたが、展開編のep5が始まるとあまりにもベアトに感情移入しすぎている戦人に違和感を感じた人も多いのではないでしょうか。仮にも一族郎党を皆殺しにした犯人に対する態度ではありません。では、果たして戦人は「変わった」のでしょうか?

 答えは「NO」です。右代宮戦人という男は最初から最後まで清々しいほどに一貫しています。

 

 ep1の地の文で言われていましたが、戦人は「人の無念」が分かる人間です。あるいは安田が戦人にそうあって欲しかったのか。いずれにせよ、理屈を大事にしつつも決して人の情を疎かにしないのが戦人のやり方です。そういう意味では優しすぎたのでしょう。真犯人の無念を悟り、涙し、寄り添う道を選ぶほどに。6年前の罪からも分かるように割と適当な男ではありますが、それに対する責任については背負う覚悟がある。正直第三者である私から見ればそこまで背負わなくてもいいだろうと思うようなことでも、決して蔑ろに出来ない。不器用な男ではありますが、それを知るからこそ真犯人も最後の奇跡を彼に望んだのでしょう。

 

  ep8でベルンに語ったように、勝負が終われば後腐れなし! そんな気風の良さが戦人の魅力です。それでいてかつてドラノールが求めたか弱き真実の守護者にもなり得る。そんな人間がいるべきであり、いて欲しいという願いそのもの……が戦人という存在の正体なのかもしれません。ちょっと甘すぎる部分も含めて魅力です。

 

 ……まあ、それはそれとして。ep2での見事なまでの屈伏具合は素晴らしいの一言に尽きます。お陰で同人界隈ではバト裸に首輪という構図が充実した覚えがあります。やっぱバトベアよりベアバトですよね。挙句の果てにはep6で無理矢理(自主規制)だし……。……それも魅力……なの、か……?