どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

血液型で人を判断できない。はず。

 当然ですが世の中の人間を四種類(A、B、O、AB)に分類することなど出来るはずもありません。
 そう考えると血液型占いなんてものがいかに適当であるかがわかるはずです。
 しかし、私は7割の確率で「お前絶対O型だろ」と言われます。この間は職場の上司が私の昼食タッパーの詰め方を見て、O型認定をしてきました。

■血液型占いについて調べてみた

 当たり前のように血液型を使っていますが、そもそも誰がいつ頃区分したのか。気になったのでGoogle先生に聞いてみました。
 参考にしたのは「日本輸血・細胞治療学会」のHP。こんな学会があること自体いままで知りませんでした。
 日本では日清戦争が終わりひと段落ついた1900年頃、オーストラリアのカール・ランドシュタイナー先生が血液の型を三種類(A、B、C)に分類できると気づいたようです。輸血の際に血液型が重要なことからも分かるように、基本的に型が同じ血液以外を輸血すると死にます。親子だろうと血液型が違えば死にます。そう考えると、カール先生の与えた影響はかなり大きいものです。(その後さまざまな研究に派生した結果、現在の血液型分類に落ち着きます。)
 さて、肝心の血液型占いですが。科学的根拠はなく、信憑性は年能力者のオーラ別性格診断*1程度のものです。ただ当時は血液型と性格、才能の繋がりについてかなり真剣に考えられていたらしく、ヨーロッパでも偏見や人種差別の要因になりました。日本でも心理学研究の一環として扱われ、有効活用しようとしていたようです。本当に血液型で性格や才能を判断できるなら、確かにかなり有益な研究だったことでしょう。*2
 結局研究はどれも頓挫しましたが、雑誌やテレビの普及によってお手軽に楽しめるネタとして普及していったようです。

■信憑性はないはずなのに

 以上のことからも、血液型占いにいかに根拠がないかがわかるでしょう。そこで問題がひとつ。実際血液型占いが当たっている場合が多いように見えるのは何故なのでしょうか。
 考えられる理由は、
・誰にでも当てはまることを言われているだけ。
・当てはまる部分だけに目がいき、当てはまらない部分を「例外」として分けているだけ。
・自分の血液型を意識することによって、無意識で性格や行動を変えているだけ。
 要するに思い込みです。
 占いだけに限らず、科学的根拠に欠けるもの(診断など)に関しては否定どころか嫌悪する人も少なくはありません。そういう相手に対して「あなたは×型だからこういう性格でしょ」とレッテルを貼るのはやめましょう。こういうのをブラッド・ハラスメントと言い、一時期問題になったそうです。私が子供の頃はよく朝のテレビで血液型占いやってたんですが、ブラハラ問題がうるさくなったことでなくなったそうです。四匹の動物が各血液型のゼッケンをつけてレースをして、朝ごはんを食べながら応援するのが我が家の朝の光景でした。

 それはそれとして。私はO型テンプレートな性格です。自覚はあるし人から言われても気になりません。むしろ会社で仕事が雑と言われるたびに「大雑把なO型だから!」と言い訳にします。そしておおらかなO型の先輩に怒られます。

■A型と言われたことがない

(以下、ブラハラです。)
 7割O型と言われる私ですが、残り3割でB型やAB型に間違われます。しかし生まれてこのかた一度もA型と言われたことはありません。「日本輸血・細胞治療学会」のHPによれば日本人のA型率はおよそ4割。真面目で几帳面なイメージは、よく言われる「日本人のイメージ」と重なります。
 A型ってしっかりしたイメージがありませんか? 他に比べて良く思われてる気がします。気のせいかもしれないけれど。長い人生の中で、一度くらいは「あなたA型でしょ」と言われてみたい。そんなことをちょっと思っています。血液型は後天的に変わるものではないけれど、真面目になろうとする気持ちを持つのは悪いことではありません。だって不真面目人間だし。典型的O型だし。A型認定されたらそれは「あなたって真面目で頼れる人なんですね」と聞こえません? クソ真面目という意味が込められる可能性もありますが。

*1:漫画『HUNTER×HUNTER』に出てくる設定。ヒソカ(考えた人)の独断と偏見なので、HUNTER世界で普及している訳ではない。でも思いの外当たってる気がする

*2:ポケモンだって生まれつきの能力や性格でその後の成長率が決まる訳で。