どどめ色の真実

ジャンルばらばらの闇鍋ブログでございます。

【ひぐらし業】その2・ハリボテ雛見沢

 ハリボテという単語はひぐらし業OPの『I believe what you said』の歌詞から取った(本当は”張りぼて”表記)。EDの『神様のシンドローム』も素晴らしいけれど、どちらも意味深すぎて妄想考察が膨らみすぎるのが問題。神曲だらけ。 

 

 「業の雛見沢」は「原作雛見沢」の平行世界であると同時に、梨花のために作られた世界である。矛盾してる? 気のせい、気のせい。

 

 そもそも旧ひぐらしの時点で「カケラ世界」という概念が出てるので、そのまま平行世界という解釈でいいと思う。梨花は死亡後巻き戻されてるけど、それ以外の人間にとっては自分のいる今こそが現実で平行世界など知る由もない。例外として罪滅し編の圭一のように、うっすらと別の世界の記憶に触れる人もいる。

 ただひぐらし業に出てくる世界はことごとく梨花の百年ループ経験則を裏切っている。つまり平行世界の中から「業の法則」に基づくカケラが選別されている。もしくは何者か(超常存在)が「業の法則」に沿った世界を作っている。前者はひぐらし式、後者はうみねこ式の考え方のつもり。この辺は正直どっちでもいい。大事なのはひぐらし業の世界は梨花のためにある」ということ。

 「業の雛見沢」の各要素は梨花へメッセージを伝えるため」に配置されている……のではないだろうか。

 (16話後補足)

 では業の雛見沢を作ったのは誰なのか。考えられるのは二人。

 一人目は羽入。梨花の罪について言葉で説明しても、今の梨花はそれの何が悪いのか理解できないだろう。百年間理不尽に虐げられて、その過程で出来上がった価値観を否定されても受け入れられないと思う。だから自分で自分の罪に気づくよう、この世界を作った。

 二人目は梨花自身。現在梨花の中には自分に都合のいい世界を望む心がある。それを擬人化したのが16話に出てきた高校生の梨花。子供姿の梨花はそれに抗う心。要するに前に進もうとする心。ただその自覚がないので、無意識のうちに前者の梨花と対立している。

 

・ループについて

 旧では死のちょっと前から記憶の一部がなくなるが、業では死の記憶が残る。作中では羽入の力の違いといわれていた。記憶が残ることは情報が多いという意味では得であり、苦痛が残るという意味では辛いことである。むしろ信頼していた人間に裏切られた記憶も相まって枷としての意味合いが大きいように思える。

 旧ひぐらしでは梨花は一方的に被害者だったから温情がある。ひぐらし業だとそもそも原因が梨花にあるから苦痛が伴う。ただし業の方が出口を見つけやすい。

  →自分で自分の道を閉ざしていることの暗示?

 

雛見沢症候群について

 ほぼ旧と変わらないが、発症者がピンポイントで梨花を狙うという特徴がある。感染レベルが上がると「この世界が梨花のために(せいで)存在している」と考えるようになる?

  梨花が原因であることの暗示?

 もしくは「ぺたぺた足音」のように感染者共通の幻覚症状として「梨花への不信」が起きている可能性もある。

 

・終末作戦について

 もし小泉のおじいちゃん(鷹野のスポンサー)が死なないならば終末作戦が起きなくても不思議じゃない。まあそれは置いといて。

 旧の時点で「三年以内に研究をたたむ」という計画があったので、業ループ(五年後世界)の二年前には研究が終了しているはず。そして業の雛見沢では終末作戦が一度も起きていない。

 →研究を終えた雛見沢(五年後世界)という情報が世界に反映されている?

※ただし鷹野と富竹が不思議な動きをしているので、裏で何か起こっている可能性はある。