〇〇〇が犯人だと仮定して振り返る綿騙し編。
チェス盤をひっくり返した結果がこれ。
【動機】詩音がお魎と公由を殺していると判断したから。
■5話
・大会の景品の人形。梨花のアドバイスで圭一は人形を魅音に渡す。
→この段階では惨劇回避の意志がある。
■6話
・大半が綿流し(目明し)編と同じ展開。
→人形はあくまできっかけの一つでしかない。(目明し編の詩音も自覚している。)このままだと旧ひぐらし通り、詩音が発症するのでは?
■7話
→既に誰かが回収した後。
・圭一の発言から祭具殿破りが起きたことを悟る梨花。
→鷹野と富竹の失踪→詩音が公由に祭具殿破りを告白→公由が悟史の悪口→自然発症した詩音が公由とお魎を殺害、が起きている。
・詩音からの電話。
→早々に事件に気づいて魅音が詩音を取り押さえ、地下に投獄。いくら殺人犯になっても殺せない。圭一の様子を確認するため詩音のふりをして電話。
・圭一の言葉で目が赤くなる梨花。
→疑惑が確信に変わりこの世界を諦める。過去の経験から今の魅音を詩音だと勘違いし、昼休みの間に注射。自分に注射をした業梨花を警戒する。業梨花も魅音を警戒し一旦姿を消す。
■8話
・昼休みの間に梨花が行方不明。魅音曰く「作業着の男と話していた」。
→可能性は二つある。ひとつは、魅音が圭一を庇うためについた嘘。もうひとつは番犬部隊が富竹の意向を伝えに来た。後者の場合は猫騙し編で梨花が鷹野の告白に驚いていたことが矛盾する。
・圭一を屋根に誘導して梯子を揺らしたり、梨花に対する呪詛を吐く魅音。
→強引に注射を打たれたことで業梨花を敵とみなしている。自分で全てを解決しようとするので周囲に話さない。
・圭一を監禁して守ろうとする魅音。
→人形の件が効いてる。圭一が梨花が突然別人のようになったと言っても反応しないのは自分も同じものを見たから。普段から園崎以外の誰かが祟りを起こしていると疑っていたことで、発症後もそういう発想に結びついている。魅音視点だと五年目は行方不明者だけで死亡者が出ていない。
・「誰の手先で来たのやら」「あるいは感づいたか」と言って、銃を用意。
→祟りの実行者として村八分の沙都子を結びつけるだろうか? 姿を隠していた梨花が園崎本家に向かってきた?
・井戸の底から見つかった詩音の死体。
→学校から帰宅後、魅音が詩音を問い詰めて殺害。発症しているので容赦がない。
■動機の問題点
ポイントは「詩音と間違えて無関係な魅音を強制発症させた」こと。百年のループの経験則をそのまま活かした結果、魅音を演じる詩音だと判断してしまった。
■業梨花と沙都子
鬼騙し編の記憶から業梨花を見張っていた。圭一と梨花の方にボールが転がってきたのは業梨花を警戒してのこと。行方が分からなくなったので圭一が何か知っているのではと厳しい視線を向けた。
消えたふりをしてトイレに隠れた(学校から離れたもアリ)業梨花。何らかの理由で(自分が注射をしたのは魅音だと気づいた?)園崎本家へk向かう。業梨花を追っていた沙都子は先に園崎本家に辿り着き魅音と鉢合わせる。(魅音から何か聞こうと思った? 業梨花がいると思った?)
業梨花の仲間と判断した魅音は沙都子を殺害。その隙に梨花が魅音を殺害。業梨花は学校のトイレに戻り自殺。死亡推定時刻を誤魔化すために死体発見が遅れそうな便槽で、無残な状態で死亡した。
犯人になり得るのは「業梨花」と「発症者」だけかな、と予想してみた。